越後の花切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2015年

この切手は新潟県に咲く4種類の花を題材に2015年8月28日に発行されたものです。

料額は82円です。シート構成は縦5枚と横4枚の計20枚で、横方向4枚に異なった図柄の切手が並んでいます。212万枚発行されました。
原画を描いたのは植物画家の山田恭子氏です。

山田氏は1946年生まれで、出身地は長野県安曇野市です。同氏はこの切手のほかにも「食と花の政令市にいがた」(2007年発行)などの切手の原画を手掛けました。

横方向の1番左には加茂山公園を背景にユキツバキが描かれています。

ユキツバキは4月から6月にかけて赤または白の花を咲かせる樹木です。新潟県の木に指定されています。高さは1メートルから3メートルで、雪に強く、豪雪地帯に多いのが特徴です。

加茂山公園は加茂市に所在します。入園無料のリス園や全長150メートルの大型スライダーで知られています。

横方向の左から2番目には巨岩大野亀を背景にカンゾウが描かれています。

カンゾウは5月から6月にかけて黄色やオレンジ色の花を咲かせる多年草です。高さは1~2メートルで新潟県内では佐渡にのみ分布します。

巨岩大野亀は佐渡島に所在します。日本三大巨岩の一つです。ここには前述のカンゾウが群生しています。

横方向の左から3番目には五十公野公園(いじみのこうえん)を背景にアヤメが描かれています。

アヤメは5月から6月にかけて青または紫の花を咲かせる多年草です。高さは30~60センチで、庭に植えられることもあります。

五十公野公園は新発田市に所在し、毎年6月中旬にはあやめ祭りが開催されます。

横方向の一番右には妙高山を背景にイワカガミが描かれています。イワカガミは4月から7月にかけてピンクまたは白の花を咲かせる多年草です。高さは10~20センチで主に高山に分布します。

妙高山は妙高戸隠連山国立公園内の妙高市に位置する成層火山です。標高は2,454メートルに達します。スキーリゾートとしても知られています。

この切手の現在の取引価格ですが、ヤフオクでは未使用の1シートに1,280円の値段が付いています。マルメイトでは未使用の1シートが2,400円で販売されています。

『越後の花切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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