越前加賀海岸切手
レア度
買取価格額面通り
額面15円
発行年度1969年

「越前加賀海岸」は、昭和44年に国定公園切手で発行されました。

越前加賀海岸国定公園は、福井県敦賀市赤崎と石川県加賀市までの県境をまたぐ日本海の海岸線と、北潟湖や背後の山間も合わせた海洋性公園です。面積は8万ha。

図柄は、越前海岸の奇岩トンネル・呼鳥門付近が描かれています。

切手の絵のように、海のきわを車が走り、片方は絶壁になっています。長い間、荒波や潮風によって侵食された岩がつくり出す自然の造形美です。

2002年に新しいトンネルができるまでは、この海岸線は国道305号として使われていました。

悪天候の時など、波をかぶる狭い所をどうやって走り抜けていたのかと思いますが、現在は、岩の侵食を防ぐため通行できません。

この辺りをドライブすると、窓岩や糞鳥岩をはじめ、亀島、軍艦島、夫婦岩など日本海に浮かぶ奇岩が目を楽しませてくれます。晴れた日には、大きな夕陽が眺められる場所としても有名です。

この辺りの観光地としてよく知られてるのは、岩が切立ってできた桂状節理の東尋坊、神ノ島として原生林が残る雄島、宮城県松島に似ていると言われる越前松島、12月~2月にかけ海岸にスイセンの群生公園がある越前岬など見どころもたくさんあります。

冬は解禁になったカニを食べに、旅館や民宿にも多くの人が押し寄せます。

一方、加賀海岸の見どころは、石川県の南端で海の安全を見守る加佐ノ岬灯台、冬になるとシベリア方面から鴨が飛来する片野の鴨池など、周辺には芦原温泉、三国温泉、加賀温泉郷などがあります。

切手は額面15円、発行は1800万枚。

国定公園切手は、昭和33年-48年まで毎年2~3枚づつ全国で59カ所が紹介されています。お気に入りの場所を切手で巡るのも楽しみです。

切手の買取価格は10円前後になります。

『越前加賀海岸切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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