レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 50円 |
発行年度 | 1968年 |
赤糸威(あかいとおどし)鎧切手が1968年9月2に国宝切手として発行枚数800万枚、額面50円で販売されました。
1シート、縦2枚・横5枚の10枚で発行されました。切手の買取価格は1枚数十円、10面シートは500円程度となります。
赤糸威鎧は1951年に国宝となりました。春日大社に収められていることから春日大社赤糸威鎧とも言い、赤糸威鎧は2つ存在します。
源義経公が奉納したと伝えられている赤糸威鎧(竹虎雀飾)と、源義家公が奉納したと伝えられている赤糸威鎧(梅鶯飾)です。
この2つの鎧はどちらも国宝です。奉納されたと伝えられてはいますが、制作時期は鎌倉時代後期もしくは南北朝時代と考えられています。
切手に描かれている色鮮やかな赤糸威鎧は、2つの国宝のうち源義経公が奉納したとされている赤糸威鎧(竹虎雀飾)が使われています。
この兜鎧は端午の節句にも用いられるように非常に人気のある鎧兜です。
このような形になったのは10世紀(平安時代)頃だと言います。武家が東国に勢力を伸ばすにしたがって洗練され、そののち京の都にもたらされたことにより、さらに優美な形状や飾が付け加えられていきました。
この鎧は日本の歴史の中でも1番華やかな形状です。これより後の時代になってきますとより質実剛健となり無骨さを増していきます。
春日大社は、およそ1,300年前の8世紀(奈良時代)頃に創建されました。この春日大社は世界遺産としても登録されており、その姿は当時のままです。
なぜの1,300年もの長き間姿を保てたかと言いますと、20年ごとに式年造替と呼ばれる社殿の修繕を行っていたことが最大の理由としてあげられます。
創建されてから修繕し続けたことが、当時の姿を留めていることが出来たと言えます。
『赤糸威鎧切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
国宝シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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