レア度 | ☆☆☆☆ |
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買取価格 | 非常に高い~お宝級 |
額面 | 8分 |
発行年度 | 1980年 |
赤猿の切手は中国の切手で、その名の通り赤い背景に金色の猿のイラストが描かれている事が一目でわかります。
1980年に発行された切手なのですが、1980年の中国の干支が猿だった為、猿のイラストが描かれているのです。誰にでもわかる切手なので、発行された時から人気の商品となりました。
赤猿はとにかくプレミアがついていて、中古ショップに売却した際、1シートにつき800万円の値がつくというパターンも珍しくありません。
また、状態の良い物ですと80枚入りで一億円以上の高値になるという事もあるようです。勿論一枚だけでも取引は可能で、コンディションによって値段は前後してきます。
そして、未使用で良好な状態の切手は、猿の顔の部分が金色に色づいているので、素人でもある程度の状態の判断は可能です。
ただ、赤猿は中国の切手な為、当然ですが日本製の切手と違って日本国内に入ってくるチャンスがあまりありません。そういった環境上の問題も、値段を高騰させている原因の一つではないでしょうか。
そして、発行したての時に金色の色をしている猿の柄も、一度使用してしまうと一気に劣化してしまうのも注意しておきたい点です。そして、劣化してしまったら当然ですが中古ショップでの買い取り価格も変動してきます。
ネットオークションを見ると、赤猿の切手は割と多く出品されていて、一枚でだいたい18万円くらいが相場です。ただ多くが中古品で、新品未使用となると30万円以上の高値になっている事がわかります。
しかし、未使用でもプリントの金粉が剥げているとそこまで高値はついていないので、状態に拘らないなら少しプリントの褪せた商品を安く購入するのも良いでしょう。
干支はよく日本発祥の文化だとお思いの方も多いでしょうが、この赤猿の切手を確認する事で、干支は実は中国発祥の物であるという事がわかります。
そして、中国発祥である干支は、日本人の方でもご存じの通り12種類の動物が存在するという事も知る事が出来ます。
また、赤猿の切手は中国や日本だけでなく、世界でも流通していてやはり海外でも高値で取引されているという事がわかります。
しかし、日本の場合、ネットオークションを見ると5,000円スタートで競りが始まる事が多く、タイミングを見れば比較的安価で手に入れる事が出来るかもしれません。
『赤猿切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手鑑定士が在籍する業者に売る
中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。
金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。
2,高く売るポイントは2社以上の査定
切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。
査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。