貿易再開記念切手
レア度
買取価格少し高い
額面1円20銭 4円
発行年度1947年

貿易はどの国にとっても経済を発展させる上で重要なことですが、いつも円満に取り引き出来るとは限りません。

日本を見てみると第二世界大戦中にアメリカなどの政策で貿易を閉ざされたことがあります。

戦前の日本の貿易は輸出としては糸、輸入は木材や機械が多く占めていました。これらを見ても分かる通り、日本は機械を使って糸を作ることを得意としています。

世界大戦で、それらの主要産業が海外に発信出来なくなりましたが、大戦後には無事貿易を再開することが出来ました。しかし貿易再開と言ってもいくつかの条件のもとでの再開でした。

第一の大きな理由は、アメリカ主導のもとでの貿易ということです。

アメリカは日本がポツダム宣言を受け入れることを促した国で、第二次世界大戦ではお互いに戦った国ですよね。

ポツダム宣言を受け入れた日本は、その後、実質的にアメリカのGHQによって支配されたと言ってもよい状態になりました。

そのGHQの支配下の下での貿易再開ですのでいくつかの制限がありました。

それでも、大戦が終わった1945年の4年後である1949年には、政府ではなく民間での貿易も出来るようになったのです。その後の日本の発展は凄まじく現在にもつながる経済大国となったのです。

大戦後の貿易再開はそれを記念して、1947年に貿易再開記念切手が発行されています。

切手にもなって祝われているので、いかに国にとっても国民にとっても重要な出来事であったかを理解することが出来ますよね。

切手一枚での買い取り価格は100円ほどとそれほど高くはないですがシート型ではまた話が違ってきます。

シートは状態が良いと1万円以上になることがあるので、シート型の買い取りを検討している方はぜひ専門店で鑑定してもらってください。

『貿易再開記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績の豊富な業者に依頼する

記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。

もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。

記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。

2,査定なら2社以上がおすすめ

買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。

もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。

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