レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2010年 |
議会開設120年記念切手は2010年11月29日に発行された特殊切手です。
1890年に第一回の帝国議会が開催されて以来、120年を迎える2010年にそれを記念して発行されたのがこの切手です。
切手が発行された日と同じ1890年11月29日には貴族院の開院式が行われました。
額面は80円で、累計1000万枚(100万シート)発行されました。
絵柄には最初期に建てられた第一次仮議事堂と国会議事堂、さらには本会議場のステンドグラスが描かれています。このイラストは切手デザイナーの玉木明さんが担当しました。
かつては帝国議会と呼ばれていましたが現在では国会と呼ばれています。国会は憲法第41条の中で「国の唯一の立法機関である」としています。
この条文の意味は法律を作ることが出来るのは国会のみであり、全ての法律は国会を通さなければならない。また、国会は他の機関の制約を受けることなく法律を作ることが出来るというものです。
さらに同じく41条には「国権の最高機関」という記載もあります。これは国権の中で最高権力を持っているというのが直接的な意味になりますが、権力の集中の観点からこの解釈は不適当だと考えられています。
現在では国民の代表として、国の政治の中心に立つという象徴的な意味を持つとされています。
帝国議会が創設された当時、それは衆議院と貴族院の2つにわかれていました。
貴族院は現在存在しないもので、皇太子をはじめとする皇族や爵位を持つ華族のみで構成されていました。
そのなかでも25歳以上でなおかつ公爵・侯爵の爵位についたものは自動的に議員になるという制度がありました。
議会開設120年記念切手の相場は10枚の1シートで800円前後の値段がついています。
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1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
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