レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
額面 | 22分 |
発行年度 | 1971年 |
今から約50年前の1971年に、中国で記念巴黎公社100周年切手が発行されました。巴黎公社とは人の名前ではなく、パリ・コミューンのこと、つまりフランスのパリで起こった政権のことを指します。
パリ・コミューンは、1871年に発足しましたが、わずか2ヶ月あまりで解散しました。コミューンとは言わば、権力のある者が上に立つのではなく、社会の基盤とも言える労働者達が中心となった政権、ということです。
しかし、なぜ中国で発行された切手なのに、遠く離れたフランスで起きた運動を題材にしているのか?と、疑問に感じる方も多いと思いますが、パリ・コミューンと中国との繋がりとなる鍵は、「社会主義」にあります。
現在中国は、世界でも数少ない社会主義国ですよね。そしてパリ・コミューンも社会主義政権、さらに世界初の社会主義政権だったのです。
現在の国作りの基本ともなる運動だったわけですから、切手のデザインに採用したのも、納得がいきますよね。
そもそも社会主義とは、皆が平等で公平であるべき、という考え方をしています。日本を含む世界の多くの国々は、社会主義とは反対の自由主義の体制をとっています。
しかし私達が自由主義国に住んでいるからと言って、何か上からの強い力がかかって不平等さが明確に表れている、というわけではありませんよね。
この2つの経済の違いは、仕事を「平等」に割り当てるからこそ皆が公平になるか、各個人でやりたいことをやっても結果的にはバランスが取れ、不平等や格差は生まれないか、ということです。
記念巴黎公社100周年切手ですが、デザインは4種類あります。
買取価格は、中国切手の中でも高く、買取価格は4種セットで15,000円前後になります。とても狙い目な切手ですので、その人気も高くなっています。
『記念巴黎公社100周年切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手鑑定士が在籍する業者に売る
中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。
金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。
2,高く売るポイントは2社以上の査定
切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。
査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。