西中国山地切手
レア度
買取価格額面通り
額面20円
発行年度1973年

1969年に国定公園に指定された西中国山地をデザインとした切手が、1973年に発売されました。

この公園は、島根・広島そして山口県にまでまたがる広大な敷地を持っており、公園の内部にはいくつも山々や渓谷、野生動物が生息しています。

その中でも一際美しい自然をもつのが、広島県に位置する冠山(かんむりやま)です。

冠山の豊かな自然は、全国的に見ても非常に珍しく、植物や小動物、魚の宝庫です。

山の中には澄んだ水が流れる清流もあり、本当に綺麗な水でしか生息することが出来ないとされているイシドジョウも生息しています。

山口県にある寂地峡(じゃくちきょう)は、いくつもの滝が流れている渓谷です。その中でも名前に「龍」が付く滝を総称して、寂地峡五竜の滝と呼んでおり、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットとなっています。

名前に龍が付くのにふさわしく、どの滝も壮大に流れ落ちるのが特徴的です。落差は8mから15mと幅広く、中でも段差になって流れ落ちる龍尾の滝は、とても風情があります。

寂地峡の名前の由来は、どこにあるのでしょうか。ある伝説によると、遥か昔この渓谷には巨大な大蛇が生息していました。

大きな体を持つゆえ、移動する時などことあるごとに木や草花をなぎ倒し、毒性のある息であらゆるものを枯らしたりと、周辺に住む人間達をめっぽう困らせていたそうです。

大蛇に勇敢に立ち向かえる人もいず困り果てていたところ、寂地と呼ばれる一人の僧がこの地を訪れました。

状況をすぐさま理解した僧は、仏様に祈りを捧げ長年人間達の悩みの種であった大蛇を、無事に退治することが出来ました。

ここまで見てきたら分かる通り、寂地峡の名前の由来は、この僧の名前からきているんですね。

切手の買取価格は10円前後になります。

額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

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1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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