裕仁立太子記念切手
レア度☆☆☆
買取価格額面通り~少し高い~高い
額面1.5銭 3銭 10銭
発行年度1916年

日本の皇室の儀式の一つに、立太子の礼というものがあります。この儀式は、皇太子を決めるための、極めて重要な儀式です。

1916年に当時15歳であった裕仁様(後の昭和天皇)が、立太子の礼を行なったことを記念して切手が発行されました。

この切手は、裕仁立太子記念と呼ばれており、別名で昭和立太子礼と名前が付いています。

裕仁様が立太子の礼を行なったのは1916年の11月3日です。

裕仁立太子記念切手は立太子の礼が行われた同じ日に発行されています。額面は1.5銭、3銭、10銭の3種類で、特に10銭は高い価値が付く傾向にあります。

10銭だけが高くつくのには、いくつかの理由があります。

一つ目の理由は、そもそもの発行枚数が他のものに比べて少ないからです。発行枚数が少ないため手に入れることも難しくプレミア価値がついています。

二つ目の理由は、赤、黄色、緑を使った三色で印刷されているからです。三色刷りと呼ばれるこの印刷方法は、裕仁立太子記念が、日本で初めて取り入れました。

また、戦前の切手でこのように色が付いている鮮やかなものはかなり珍しく、その点においても10銭はプレミアム価値が付く切手となっています。

この10銭がどれだけ高くつくのかと言うと、切手の状態が良いものであれば一枚で60,000円は超えてきます。

1.5銭や3銭に限らず、他の切手と比べても、かなり高い値段で買い取りがなされることが分かりますよね。1.5銭で500円、3銭で1,000円前後は見込まれるでしょう。

いずれにしても、状態が良い場合での値段ですので、切手を保管したり扱う際には折り曲げたり汚してしまわないようにすることが大切になってきます。

『裕仁立太子記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績の豊富な業者に依頼する

記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。

もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。

記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。

2,査定なら2社以上がおすすめ

買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。

もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。

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