蓮の花切手
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
額面
発行年度1980年

中国で1980年に発行された蓮の花が描かれた切手です。形状は縦に細長く、その用紙いっぱいに蓮の花が描かれています。

蓮は日本ではレンコンとして根の部分を食べることで知られています。他にも仏教とのかかわりが強くお堂などで見る事も出来る植物です。

海外でも同様に食用として使われたりアジアでは仏教とも関連があるこの植物ですが、どうしてこの植物が切手に描かれるようになったのでしょうか。

中国においては蓮の花は特別な意味を持っています。古来中国では蓮は「俗世間には染まらない高貴な君子の花」であるとさて、神聖視されてきました。

俗世間に染まらないという事から、清廉潔白であるというイメージと、さらに高貴な君子の花であるという事から少しのことでは動じない冷静さの2つを持ち合わせています。

以上のことから蓮の花は中国人の成長する様子を高貴な様子で見守っている神秘の花であることがうかがえます。

もう一点、蓮の花は中国においては縁起が良い花だと言われています。蓮の花は本来泥水の中で育って花を咲かせます。

そうしたあまり良くない環境の中でも非常に美しい花を咲かせることから清らかであり、かつ品があるとされています。

泥の中でも力強く生きるその様子とたくさんの種子を残すことなどから、根っこの絡みあっている蓮の花はこれから新婚生活を迎えるカップルに贈られる花としても珍重されています。

以上のように蓮は中国人にとって大きな意味を持つ花です。中国人の成長を見守り、高貴で清廉潔白な花、このイメージがあるからこそ中国ではこの花が切手になったのです。

この切手の相場は中国切手としても非常に高く、買取価格は20,000円前後になります。バラ切手4種も未使用だと3,000円と高い価値があります。

使用済みでもきれいな状態であれば高値を期待することが出来る切手です。

『蓮の花切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。