レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
額面 | – |
発行年度 | 1960年 |
花をデザインした切手は日本にも多くありますが、世界に目を向けても、数多く存在していることが分かります。
その中でも、日本から比較的近い国である中国を見てみると、1960年から菊をデザインしている切手である菊シリーズが、順次発行されています。
そもそも中国において菊とは、原産国ということもあり、人々の間に長年馴染みのあるものでした。
その歴史は紀元前まで遡ることができ、時には薬草として用いられ、またある時には、高貴な貴族から皇帝までもに愛でられる存在でありました。
菊が長年愛されてきた証拠は、様々な文献で見ることが出来ます。文献に出てくる花の種類の中でも特に多く、花言葉が「高貴」や「高尚」とあるように、身分の高い人に絡んで出てくることもあります。
さらに、中国最古の類語辞典にも菊であろう植物について紹介されているので、中国四千年の歴史の中に深く刻まれている花と言ってもよいものです。
多くの人々を魅了する存在であった菊は、菊シリーズの中でも美しく描かれています。
特に白い菊が描かれている切手では、後ろのピンクの背景に映える白い菊が、どうして菊が長年私たちに愛されてきたのか、という理由を教えてくれます。
絵でありながら、その美しさはダイレクトに私たちに響いてくる、ということですね。
この菊シリーズですが、プレミアムということもあり、その人気はコレクターたちの中でも高いです。
シリーズは全部で18種類あるのですが、その未使用で全て揃った状態なら30,000円前後の買い取り価格がつくこともあります。
もちろん、バラの状態でも一枚一枚の価値が高いので、高値を期待しても良いでしょう。
菊シリーズを買い取ってもらうならば、普通の買取店ではなく、プレミアムを多く扱っているお店の方がおすすめです。
『菊シリーズ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手鑑定士が在籍する業者に売る
中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。
金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。
2,高く売るポイントは2社以上の査定
切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。
査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。