若狭湾切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1964年

「若狭湾」切手は、国定公園シリーズとして昭和39年年1月に発行されました。

福井県にある若狭湾は、日本海を大きく包むように広がるリアス式海岸の公園です。全体の面積も広大で敦賀市をはじめ6つの市町村にまたがっています。

国定公園の中にはたくさんの観光地が点在していて、日本三大松原の1つ気比の松原は、国の名勝にも指定されているところです。

海水と湖水が流れこむ汽水湖として有名な三方五湖は、塩分の違いなどによって湖の色が五色に見えるときがあります。また、リアス式海岸の三方海域公園や荒波の侵食によってできた奇岩・蘇洞門などの見どころがいっぱいです。

関西に近いので、国定公園内の約10箇所の海岸は夏は海水浴、キャンプ、マリンスポーツ、温泉などのレジャーで大勢の人が訪れます。切手で取り上げられている高浜海岸も、その中の一つです。

若狭湾といえば、かつては鯖街道が有名でした。若狭湾で捕れた鯖を京都へ運ぶ71キロの道程です。

魚が腐らないように塩をふり、ひと晩かけて京都へ着くと、ちょうど好い塩加減の一夜干しになっていて、京都の食通に大変喜ばれたそうです。

若狭のつく名の魚は、他にも甘鯛や若狭鰈など恵まれた海域で魚の水揚げも豊富です。

額面10円、単片で20円位、シートで400円位で取引されています。

昭和33年から発行された国定公園シリーズは、昭和48年まで毎年1~3箇所が発行され全部で59箇所が紹介されています。

観光地として有名な山口の「秋吉台」、高知の「足摺」、鹿児島の「桜島」、静岡の「伊豆七島」、宮崎の「日南海岸」など、行ったことのある場所やまだのところも、切手を集めていくと美しい日本の景色に出会えて改めて感動しますね。

『若狭湾切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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