レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 少し高い |
額面 | 10円 |
発行年度 | 1961年 |
昭和36年、郵便創業90年を迎えたのを記念して「花シリーズ」が誕生しました。それ以来、毎月1枚、季節の花を題材とした花の切手が発行されています。
最初の年に取り上げられたのが「すいせん」で、高貴な紫色を背景に、細密画で二輪の白いスイセンが描かれています。
それまでの切手では、花を図柄にした切手は少なく、清楚で可憐なスイセンはとても評判が良かったそうです。
それ以降、ウメ、ツバキ、ヤマザクラ、ボタン、ハナショウブ、ヤマユリ、アサガオ、キキョウ、リンドウ、キク、サザンカが順に発行されています。
色彩が鮮やかで、いかにも日本らしい花の美しさに、切手収集家でなくても手元に置いておきたいほどです。10円切手で、現在1枚250円。20面シートで、5000円位と高値で取引されています。
花シリーズと同じようなコンセプトで、昭和59-61年にかけて、「高山植物シリーズ」が取り上げられています。平地ではなかなか見ることが出来ない、珍しいものばかりです。
シナノキンバイ、オヤマノエンドウ、ミヤマリンドウ、チシマギキョウなど、第1集~第7集まで60円切手が、それぞれ2枚づつ発行されています。
これらの花は、春から夏にかけて標高の高い山で、岩場からひっそりと顔を出して咲き、見つけたら登山の疲れも忘れさせてくれる可憐さです。
この切手シリーズも、山好きの人には、たまらないものですね。
さらに、平成5-6年にかけて、江戸時代の日本画の巨匠による花の図柄を採用して、「四季の花シリーズ」全4集が発行されています。
江戸時代に活躍した酒井抱一の「雪月花図」、鈴木其一の「夏秋渓流花木図屏風」、尾形光琳の「桔梗」など2枚づつ計8枚と、第1集~4集完として2枚発行されています。
どれも、とても見応えのあるシリーズばかりです。
『花シリーズ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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