能登半島切手
レア度
買取価格額面通り
額面15円
発行年度1970年

国定公園「能登半島」切手は、昭和45年8月に発行されました。

石川県・木ノ浦海岸と「御陣乗太鼓」と、富山県・氷見海岸からの「立山連峰」の2種です。

御陣乗太鼓は、上杉謙信の軍が能登半島の珠洲に攻め込もうとした時、知恵をしぼった能登半島の村人たちが大太鼓を叩いて、上杉軍を退散させたという逸話が残っています。

鬼の面と海藻をつけた長い髪で、夜の海岸で太鼓を打ち鳴らす姿は異様で、闇の中で陣太鼓に聞こえた上杉軍は、恐れをなしてそのまま退散したと言われています。

村を助けた御陣乗太鼓は人々に語り継がれ、「名舟大祭」として、今も能登半島・輪島のお祭りとなっています。昭和38年には、石川県の無形文化財に指定されています。

面はおどろおどろしくて、子どもなら泣きそうになりますが、力いっぱい繰り広げられる太鼓の響きは、観光客にも人気のイベントとなっています。

2枚目の切手の「立山連峰」は、能登半島の氷見海岸から立山を望む景色です。

海岸の向こうに、標高3000m級の立山連峰の大パノラマが、横いつぱいに広がる風景は圧巻です。

切手の絵は、冬の晴れた日に見える薬師岳、大日岳、雄山、剣岳などの雪景色、海のブルーと山々の雪の白、そして青い空のコントラストが描かれています。

日本海側の冬は雨や雪が多く、青空が見える日は数えるくらいですが、それだけに、こんな澄んだ風景に出会えたらラッキーです。

切手は額面15円で、各2000万枚発行されています。現在45円位~、シート20枚綴りは900円位で手に入れることができます。

「国定公園」切手は全部で59種類あり、昭和33年発行の「佐渡弥彦」からスタートして、昭和43年の「天竜奥山河」でゴールしています。

切手の買取価格は10円前後になります。

『能登半島切手(2種)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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