羽根つき切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面2円
発行年度昭和24年

「羽根つきは」、昭和24年用の年賀切手として発売されました。切手の絵は、羽根つきをして無邪気に遊ぶ振り袖の女の子になっています。

原画の作成は、郵政省のデザイナーだった日置勝駿です。
慶次用の切手として、ピンク色を背景に、赤い色で印刷されています。

おかっぱ頭にふっくら顔は、漫画サザエさんに出てくるワカメちゃんに似て、とても愛らしいです。

今では、羽根つきもすっかり消えてしまいましたが、当時の町角では、普通に見られたお正月風景です。昭和24年といえば、戦後復興が始まったばかりで、食料品や物資も不足していた時代です。

年賀切手は戦前からあり、ピーク時の昭和11年には8億5000万通も取り扱っていたそうですが、日中戦争が始まると自粛ムードが広まり、廃止になっていました。

世の中の戦後復興に勢いが出てきたのをきっかけに、昭和24年用から年賀切手が復活。

まだまだ経済事情も悪かったので、お年玉くじ付きはがきが発行されるようになるのは、翌年の昭和25年からです。

戦後初めての年賀切手ということや、発行枚数も750万枚と少なく、プレミア値段が付いています。

年賀切手は、最も身近で親しみやすいのかもしれません。干支ごとに、毎年変わるデザインも楽しみですし、届いた年賀はがきの当選番号を探すのは、皆さん一月の恒例となっています。

この切手だけ、シリーズで収集しているコレクターもいると聞ききます。

中古市場では、額面2円の切手が単片で数百円、50枚綴りのシートでは数千円の高値がついています。

この年は、湯川秀樹氏が日本人で初めてのノーベル物理学賞を受賞しています。戦後の暗い時代に、日本人が世界に誇れる出来事として、記憶に残っている人もいるのではないでしょぅか。

『羽根つき切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

年賀切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。