編鐘切手
レア度☆☆☆☆☆
買取価格少し高い
額面3元
発行年度1968年

中国切手とは、中国共産党が国民党を破り1949年10月1日中華人民共和国になって以降に次々と発行されていった切手のことを言います。

日本の切手の場合は明治や大正時代など古い切手ほど希少価値が高いですが、中国のものは日本のとは違い、古さではなく、どこの時期のものなのかで価値があります。

特に文化大革命の頃は切手の収集や輸出が禁じられ海外からの観光客以外は国外への持ち運びができなかったため、その期間に発行されたものは非常に高値で売れます。

しかし、それ以外の中国切手はさほどプレミアはつかないと言っていいでしょう。

文化大革命の頃発行された切手を文革切手と呼びますが、その中でも赤猿やオオパンダは市場価値が高く、20万円相当の値段がつくこともあります。これは、日本でも大人気であることが、値段が高騰している理由になっています。

中国切手には編鐘(ヘンショウ)と呼ばれる音の高さの違う鐘を横に並べた打楽器を図柄にしたものがあります。

中国でも珍しい切手のため買取価格は500円くらいで、綺麗な状態で保存されている場合はさらに高値で売れるでしょう。

編鐘は長い歴史のある中国の打楽器で、さかのぼること春秋時代からあると言われ、主に上流階級の間では権力の象徴とされていました。

鐘の数の組み合わせは16,7,13,32などがあり、音階は7音で5オクターブ半の音域があります。中心音域では12音の半音階などもあります。1116年に北宋から高麗へと伝来しました。

日本では編鐘を使用する音楽はありませんが、日光東照宮に13世紀以降に伝わったとされる編鐘が保管されています。

2008年の北京オリンピックのメダル授与式で使用されたことで現在でも古楽器として演奏されています。

『編鐘切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。