絵巻物 宿木・竹河切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円 120円
発行年度1989年

絵巻物 宿木・竹河は、平成1年の国際文通週間で発行されました。源氏物語絵巻の「宿木」、「竹河」の2種です。

源氏物語絵巻は、紫式部の長編小説・源氏物語の名場面を選んで、豪華な絵巻物にしたものです。

物語の完成から150年後の平安末期頃に白河院などが宮廷芸術として制作させたものです。「伴大納言絵詞」、「信貴山縁起絵巻」、「鳥獣人物戯画」と共に、日本を代表する絵巻物として、いずれも国宝に指定されています。

絵巻は54帖の各1帖から、1~3の場面を選んで宮廷絵画と詞書が付いています。光源氏を中心として繰り広げられる恋物語は、なかなかハッピーエンドとはいかず、常に宿命や病気や悲しい宮廷の複雑な人間関係がつきまといます。

こうした物語に絵が挿入されると、より一層親近感がわき、宮廷の女性たちは絵巻物に夢中になったのではないでしょうか。

切手の図柄「宿木」は、天皇が薫と碁をしながら、勝負に勝ったら菊の花(女二の宮のこと)を与えようと言われ、他に心を寄せる人がいる薫は内心、困っているという場面です。

もう一枚の「竹河」のほうは、大君と中君の姉妹が、中庭に咲く桜をめぐってどちらのものか、碁で勝負を決めようとしているところです。

切手では、平成20年「源氏物語一千年紀」を記念して、10枚つづりで絵巻物が取り上げられています。

「橋姫」「鈴虫二」「柏木二」「柏木三」「東屋一」「宿木三」「宿木二」「早蕨」の8点と、紫式部日記絵巻より2つの場面が入った、計10場面。

千年経っても、源氏物語に身近に眺めることができるのは、とても幸せですね。800円シート200万枚。

宿木は、額面80円、1000万枚発行。竹河は、額面120円、1000万枚発行。

買取価格は額面程度、シートで1,000円前後になります。

『絵巻物 宿木・竹河切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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