簡易生命保険創業100周年
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2016年

簡易生命保険創業100周年切手は2016年9月30日に発行された特殊切手です。額面は82円で100万シート(合計1000万枚)発行されました。

絵柄は白と青の背景が用いられており、そこにハートの花があしらわれたものになっています。

背景の青色は簡易生命保険のイメージカラーであり、ハートの花には安心・幸福といった生命保険のイメージを表す意味があります。このイラストのデザインは切手デザイナーの玉木明さんが担当しました。

簡易生命保険はもともと1800年代の中ごろにイギリスで誕生した制度でした。

当時のイギリス社会においては工場の労働などで保険を必要としながらも所得が少ないがために保険に加入できない人が多くいました。

そういった人々のために低額な保険料で無審査、さらには無担保で一括払いではない保険をつけようという事で生まれたのが簡易生命保険でした。

この制度は戦前に日本でも導入され、2007年度までは日本郵政公社がこれを取り扱っていました。

日本で導入されたのは1916年であり、その時代には全国民が加入するタイプの社会保障制度がありませんでした。

その代替として簡易生命保険は大きな役割を果たしました。

2007年にこれを扱っていた日本郵政公社が解体されることにより政府が独占していた簡易生命保険は民間企業も扱うことが出来るようになり、現在では数多くのものが存在しています。

この様に戦前日本の社会保障の役割を担ってきた簡易生命保険創業の100周年を記念して作られたのがこの切手です。

簡易生命保険創業100周年の相場は10枚の1シートのもので820円前後になっています。

額面程度の価値になりますが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『簡易生命保険創業100周年』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。