第9集 白川郷・五箇山の合掌造り集落切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2002年

「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、平成14年9月に第2次世界遺産シリーズ第9集で発行されました。

平成8年に世界遺産に登録された合掌造り集落は、岐阜県の「白川郷」と富山県の五箇山の「平村相倉」と「上平村菅沼」の3つの山間地域に点在しています。

切手は、白川村の雪景色のフレームを背景に、10枚つづりで四季折々の風景が紹介されています。

白川村萩町の「上町付近と紅葉の風景」が2枚、「合掌造り家屋(妻部分)とタチオイの花」「明善寺 本堂屋根(妻部分)と庫裏(屋根軒部分)」「雪の夜景」。

平村相倉の「合掌造り集落と初日の水田・雪持林」「相念寺と雪持林」「夏の合掌造り集落」。上平村菅沼の「合掌造り家屋(妻部分)と夏の水田?」「雪の合掌造り家屋(妻部分)」。

切手の写真のように、夏は目にまぶしい新緑が芽を吹き、秋には山全体が錦絵のように紅葉が広がります。山深い地域では、冬の豪雪に耐える建物が必要で、このように屋根は両手を合わせた合掌したような造りになっています。

家の中は2層になっていて、下は生活の空間として使われ、屋根裏では養蚕が盛んに行われていました。今も人々が生活していて、その暮らしぶりや農作業の道具など見学することもできます。

もともとは、平家の落人が住み着いたとの伝説もありますが、江戸時代中期には集落が出来ていたと言われています。かつては、冬は外部からの行き来もできない陸の孤島といわれたほどの豪雪地帯です。

厳しい自然の中で取り残されたような集落は、懐かしい日本の原風景のようで、多くの人々を魅了して国内だけでなく海外からの観光客も訪れます。

富山県側からも高速道路でつながり、交通の便もとても良くなりました。

切手は、80円×10枚つづり。300万枚発行。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。

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1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

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買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

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