第9集 明治日本の産業革命遺産切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2016年

「第9集 明治日本の産業革命遺産切手」は丸山智さんという切手デザイナーの方が図柄を担当しました。

この切手が刷られた枚数は900万枚、2016年の7月8日の発行となっています。

シートの1段目左側には官営八幡製鉄所の旧本事務所が見受けられます。

八幡製鉄所が建つ前に出来た、真ん中から線対称の形をした建物です。この建物は2015年に世界遺産登録を構成する建物の1つとなっています。

非公開のため一般的な見学は出来ませんが、2015年4月17日には、それを眺めることが可能な場所が設けられました。旧本事務所には長官室であったり、外国人顧問技師室などの施設が設置されていました。

右側には、遠賀川水源地ポンプ室が見受けられます。八幡製鐵所の施工工事をする際に要した工業用水はここからまかなわれました。

八幡よりおよそ11キロメートル離れた場所にあり、そこに取水、送水するために設けられた建造物で、1910年に可動しました。

2段目には左側より順々に、荻反射炉、旧集成館反射炉跡、韮山反射炉が見受けられます。大砲をつくるために日本のいたるところに建てられた反射炉の中で、現在残っている3つです。

2段目の1番右側には、橋野鉄鉱山があり、国内で1番古い洋式の高炉跡となっています。当時国内で1番大きな製鉄所でした。

3段目の左側には、三重津海軍跡があります。佐賀藩が設けた場所で、長崎より渡来した人間の技術を活かして建造した建物で、レンガはさながら蒟蒻(こんにゃく)のような形をしています。

その右隣りには、小菅修船場跡があります。国内初の蒸気機関を原動力として動く曳揚げ装置があります。

左側から3番目の切手には三角西港があります。明治三大築港のうち1つです。

3段目の1番右側には、三池港があります。炭を輸出するために1908年に設けられました。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。

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世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

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買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

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