第8集 古都奈良の文化財切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2002年

世界遺産である奈良の8つの文化財をデザインした切手、「第8集 古都奈良の文化財」が、2002年の7月に発売されました。

前回の第7集では8つある文化財の内、東大寺と興福寺が切手のデザインとなっていましたが、今回はこの2つを除く残りの6つがデザインとなっています。

デザインの一つである薬師寺は、680年に天武天皇によって建てられました。この天武天皇という人物は、元々は大海人皇子という名前を持っており、壬申の乱の主要人物としても知られています。

薬師寺が建てられたきっかけは、天武天皇の奥さん、後の持統天皇が病気で苦しんでいたため、その病気を治してあげたいという心使いからでした。妻への愛を感じるエピソードですね。

1,000年以上も前に建てられた上、木造建築のため、その長い歴史の中で火災の被害に見舞われることになります。現在創建当時の姿のまま残っているのは、皆さんもご存知の「東塔」のみだそうです。

ライトアップされた東塔は非常に美しく、歴史の重みを綺麗な夜景と共に楽しめるので、ぜひ一度は薬師寺に足を運んでみたいですね。

春日大社は、藤原氏を祀るために768年に建てられたお寺です。薬師寺が建てられてから、約90年後の創建となりました。

全国を見渡すとたくさんの春日神社がありますが、春日大社はそのトップに立つお寺です。鹿が神の使いとされています。

歴史のあるお寺なのはもちろんのこと、時代を知る上で重要な刀や美術品が残っていることでも有名で、つい最近では平安時代の後期に作られたと見られる、刀が見つかったようです。

春日大社は創建されてから、20年に一度は建て替えを行っています。歴史を感じる他の建物とは違い、新しさを感じるお寺ですので、逆にそれが新鮮で面白いと人気になっています。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。

額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『第8集 古都奈良の文化財切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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