第72回国民体育大会切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2016年

この切手は2017年9月30日から同年10月10日にかけて国民体育大会が愛媛県で開催されたことを記念して同年8月30日に発行されたものです。

料額は82円で、シート構成は縦5枚と横2枚の計10枚です。500万枚(50万シート)発行されました。

この切手をデザインしたのは日本郵便の切手デザイン室に所属する切手デザイナーの楠田祐士氏です。

同氏は金沢美術工芸大学の美術工芸学部を卒業し、2016年の年賀切手(52円)などをデザインしました。

この切手シートの左側縦5枚には、5種類のスポーツが描かれています。それは上から順番にこの国民体育大会の競技種目である、剣道、ボート、ウェイトリフティング、弓道、バスケットボールです。

この切手シートの右側縦5枚には、3カ所の観光名所と2種類の名産品が描かれています。その内容は次の通りです。

最上段は石鎚山(いしづちやま)です。この山は四国の最高峰で標高は1,982メートルです。ロープウェイを利用して登ることができるほか、ロック・クライミングを楽しめる場所もあります。

上から2段目はしまなみ海道です。しまなみ海道とは本四連絡橋の一つで、瀬戸内海の島々を経由して広島県尾道市と愛媛県今治市を結びます。自転車や徒歩で渡ることも可能です。

上から3段目は道後温泉です。道後温泉は松山市に所在する単純温泉で、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台にもなりました。

上から4段目はみかんです。愛媛県はみかんを生産する気候や土質に恵まれ、同県のみかん生産量は和歌山県に次いで全国で2位を誇ります。

最下段はマダイです。愛媛県はタイの生産量で日本の半分以上を占めます。マダイは愛媛県の県魚に指定されています。

この切手の買取価格は10面シートで800円前後になります。

買取相場は額面程度となっていて、汚れたりしていなければ大きく査定額が下がることはなさそうです。

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1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

国民体育大会切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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