第70回国民体育大会切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2015年

この切手は2015年9月26日から同年10月6日にかけて和歌山県内のスポーツ施設を主会場に第70回国民体育大会が開催されたことを記念して同年8月28日に発行されたものです。

料額は82円で、シート構成は縦5枚と横2枚の計10枚です。500万枚(50万シート)発行されました。

1シート中の10枚の切手の意匠はこの大会の10種類の競技種目になっています。

それはカヌー、セーリング、バスケットボール、ホッケー、自転車、体操、フェンシング、サッカー、なぎなた、バレーボールです。シートの余白に描かれているのは本大会のマスコットキャラクターである「きいちゃん」です。

この切手をデザインしたのは日本郵便の切手デザイン室に所属する切手デザイナーである丸山哲氏です。

カヌーはさらに3種目に分かれます。そのうち静水上で行われるスプリントは日高郡日高川町の日高川深山漕艇場を会場にし、流水上で行われるスラロームとワイルドは東牟婁郡(ひがしむろぐん)北山村の北山川特設コースを会場にしました。

セーリングは和歌山市内の和歌山セーリングセンターを会場にしました。現在このセーリングセンターは全国高等学校総合体育大会ヨット競技大会の会場として使われています。

バスケットボールは和歌山市内の和歌山ビッグウェーブやノーリツアリーナ和歌山などを会場にしました。

和歌山ビッグウェーブは他の競技にも使われる総合体育館です。ノーリツアリーナ和歌山はバスケットボールチームである和歌山トライアンズのホームアリーナです。

ホッケーは海草郡紀美野町と日高郡日高町にあるスポーツ公園とスポーツグラウンドを会場にしました。

自転車は和歌山市内の和歌山競輪場などを会場にしました。当然のことながらこの競輪場は公営ギャンブルである競輪でも利用されます。

体操は和歌山市内の和歌山ビッグホエールを会場にしました。和歌山ビッグホエールはスポーツのみならず、コンサートや展示会にも使われるアリーナです。

フェンシングもバスケットボールと同様に和歌山ビッグウェーブを会場にしました。

サッカーは紀の川市の桃源郷運動公園陸上競技場を会場にしました。この会場は「陸上競技場」という名がつくものの、この大会では陸上競技には使われていません。

なぎなたは伊都郡九度山町の九度山文化スポーツセンターを会場にしました。

バレーボールは橋本市の県立橋本体育館を会場にしました。この体育館ではコンサートやイベントも開催することができます。

この切手の買取価格は10面シートで800円前後になります。

額面程度の評価になりますが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

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国民体育大会切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

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