第7集 富士山-信仰の対象と芸術の源泉切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2014年

この切手は2013年に世界文化遺産に登録された富士山を題材に2014年6月26日に発行されたものです。

料額は82円で、1シートは10枚の異なった意匠の切手から成っています。1,100万枚(110万シート)発行されました。

この切手をデザインしたのは星山理佳(ほしやまあやか)氏です。星山氏は日本郵便の切手デザイン室に所属しています。

富士山は日本の最高峰(標高3,776メートル)で静岡県と山梨県にまたがって位置します。富士山周辺は国立公園に指定されており、日本でも有数の観光地であるとされています。

富士山は古くから山岳信仰の対象とされてきました。その象徴として代表的なものは富士山本宮浅間(せんげん)神社であると言えます。この神社も世界文化遺産を構成するものです。

またその美しい姿は昔から芸術の対象とされ、葛飾北斎と歌川広重がそれぞれ「富嶽三十六景」と「東海道五十三次」を描いたことはよく知られています。

富士山は活火山に区分されていますが、江戸中期に起きた宝永大噴火を最後に現在に至るまで噴火してはいません。しかしながら将来噴火することは決してあり得ないことではないので、油断はできません。

1シートの切手10枚のうち2枚には、俯瞰した雪を頂いた富士山が描かれています。残りの8枚には四季の富士山が描かれています。

富士山の四季の変化が手に取るようにわかりやすく描写されていて、特に富士五湖と一緒に描かれた富士山は美しいです。背景には葛飾北斎の作品である「富嶽三十六景」の一つが描かれています。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。

『第7集 富士山-信仰の対象と芸術の源泉切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。