第65回国民体育大会切手
レア度
買取価格額面通り
額面50円
発行年度2010年

この切手は2010年9月25日から同年10月5日にかけて千葉県で第65回国民体育大会が開催されたことを記念して同年9月24日にふるさと切手として発行されたものです。

料額は50円で、シート構成は縦5枚と横2枚の計10枚です。1つのシートは1枚に総合開会式の会場と総合閉会式の会場がそれぞれに描かれた切手1枚ずつと、さらに4種目の競技が同じ意匠で2枚ずつに描かれた切手から成っています。600万枚(60万シート)発行されました。

この切手をデザインしたのは日本郵便の切手デザイン室に所属する主任切手デザイナーである玉木明氏です。

総合開会式が行われたのはZOZOマリンスタジアムです。千葉市の条例上は「千葉マリンスタジアム」と呼ばれます。千葉市美浜区に所在する球場で、プロ野球球団のホームグラウンドになっています。

総合閉会式が行われたのは総合スポーツセンターの陸上競技場です。千葉市稲毛区に所在する陸上競技場です。球技場として利用することも可能です。全国高等学校総合体育大会などが開催されます。

この切手に描かれている競技種目は、ハンマー投、馬術、ボルダリング(山岳)、棒高跳びです。以下それぞれについて簡単に解説します。

ハンマー投はハンマーを回転させてできるだけ遠くに投げる競技です。ハンマーの回転数は3回か4回ですが、優秀な選手はほとんどの場合4回転させます。
馬術は人間以外の動物を使う唯一の競技です。

オリンピックでは男女混合で競技が行われますが、国体の場合、成年は男女別に競技が行われるといった特徴があります。

ボルダリングとは概ね5メートルぐらいまでの岩を特に道具を使うことなく登るスポーツです。

競技の場合には人工的に屋内に作った岩を登るのが普通です。

棒高跳びは走り高跳びと異なってしなやかなポールの反発力を利用して高い位置にあるバーを飛び越える競技です。

かつては木製や竹製のポールが多用されていましたが、今ではガラスファイバー製または炭素繊維製のポールが使われています。

この切手の買取価格は10面シートで500円前後になります。

額面程度の評価になりますが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

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1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

国民体育大会切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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