第5回国民体育大会切手
レア度☆☆☆
買取価格高い
額面8円
発行年度1950年

「第5回国民体育大会」は、昭和25年に愛知県で開催されたのを記念して発行されました。

切手は連刷田型で、つり輪、棒高跳び、サッカー、障害馬術がデザインされています。

図柄は、高い位置でつり輪の倒立の技が決まったところです。棒高跳びは、選手が棒の先に体を預けてバーを越えようとしています。サッカーは、頭の上でかっこ良くヘディングするところ。馬術は、人馬一体となって障害物をこえています。

秋季大会の競技種目は、陸上、サッカー、テニス、ボクシング、バレーボール、軟式野球など26競技が行われました。参加人数も16800人と、前回の東京大会より多くの選手が出場しました。

会場は、陸上が名古屋市・瑞穂公園陸上競技場、サッカーが刈谷市・刈谷蹴球場、テニスが名古屋市栄コート、バレーボールが岡崎市岡崎公園、バスケットボーが名古屋市金山体育館など。

名古屋も戦後復興が始まったばかりで、国体を機に5万人を収容できる瑞穂競技場や金山体育館など 、スポーツやレクリエーションのために、新しく19 の施設が建設されました。

地元の人々の喜びは、今以上だったことが想像されます。スポーツの祭典を通して、歓喜に湧いた大会だったそうです。

夏季大会は、水泳など2競技が名古屋市振甫プールで開催されました。

振甫プールは、戦前ではオリンピック初の金メダリスト・前畑秀子や戦後では古畑廣之進が練習を積んだところです。

冬季大会は、スケートが北海道苫小牧市、スキーは山形県米沢市五色村で行われました。

額面8円、100万枚発行。

昭和20年代に発行された田型の国体切手の中でも、第5回国体は非常にレア度が高い切手です。

20面シートで10,000円以上、4枚田型連刷の美品だと数千円、4種横4連で2,000円前後になります。

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国民体育大会切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

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