第43回国民体育大会切手
レア度
買取価格額面通り
額面40円
発行年度1988年

「第43回国民体育大会」は、昭和63年に京都で開催されたのを記念して発行されました。

図柄は、平均棒競技と金閣寺が取り上げられています。「新しい歴史に向かって走ろう」がスローガンの大会です。

国体は二巡目に入り、新たな試みとして国民総参加、成年2部を設けたり、中学生の参加(フィギアスケート、陸上競技、水泳、体操)などが採用されました。

秋季大会は10月15日~20日まで、2万431人が参加して34市町村で33競技が行われました。

主な競技会場は、陸上は京都市西京極総合運動公園陸上競技場、サッカーは宇治市府立山城総合運動公園陸上競技場、レスリングは丹後町民体育館 、卓球は宮津市民体育館、バドミントンは長岡京市西山公園体育館など。天皇杯・皇后杯とも京都府が獲得しています。

冬季大会は、1月27日~30日群馬県伊香保町・前橋市で開催。夏季大会は、9月4日~7日まで、京都府6市町村で5180人が参加して行われました。

国体の歴史は、戦後すぐの昭和21年に第1回大会がここ京都で開催されました。

敗戦で沈んだ人々の気力と健康を、スポーツを通して高揚させようと日本体育協会の発案で始まったものです。

当時は大勢の食料の調達が難しく、各々で食料を持ち寄るなか、それでも5622人もの選手や役員の参加があったそうです。

全国を一巡し、昭和63年に京都で再び開催された大会ですが、翌年1月昭和天皇の崩御によって昭和の年号はこの年が最後となりました。

切手の背景にデザインされた金閣寺は、室町時代3代将軍の足利義満が建造した寺院で、外壁が金箔で覆われ、絢爛豪華な往時を伝えています。京都の代表的な観光地で世界遺産。

額面40円。3500万枚発行。買取価格は20面シートで500円前後になります。

額面程度の評価になりますが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『第43回国民体育大会切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

国民体育大会切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。