レア度 | ☆ |
---|---|
買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2007年 |
この切手は2005年7月に世界自然遺産に登録された知床半島一帯を題材に2007年7月6日に世界遺産シリーズの一つとして発行されたものです。
料額は80円で、1シートは10枚の切手から成っています。その10枚の切手はすべて意匠が異なります。
この切手をデザインしたのは日本郵便の切手デザイン室に所属する切手デザイナーの兼松史晃氏です。同氏は2008年7月7日に発行された北海道洞爺湖サミット記念の切手をもデザインしたことがあります。
知床半島とは、北海道の北東部にあるオホーツク海に突き出した半島のことです。一帯は知床国立公園を含みます。その半島と根室海峡をはさんだところには国後島があります。
1シートの10枚中の2枚を連刷にして描かれているのは知床連山と知床五湖です。知床連山とは知床岳、羅臼(らうす)岳 などの5つの山から成り立っています。知床五湖とは一湖から五湖までの名前のついた湖を指します。
シマフクロウが描かれている切手もあります。シマフクロウは日本では知床半島を含む北海道の中東部に生息します。
流氷も羅臼岳を背景に描かれています。知床半島一帯の海は北半球で流氷が流れ着く最南端です。
チシマツガザクラは知床半島の高山帯に分布します。枝は地面を這い、7月から8月にかけて淡紅色の花を咲かせます。
ヒグマが描かれている切手もあります。知床半島には高い密度でヒグマが生息していると言われています。人がヒグマに出くわす機会も少なくありません。したがって人と共存できるような環境作りが望まれます。
ゴマフアザラシは日本では北海道のような気温の低い海域に生息します。そのために体脂肪が厚く、体重も100キロを超えることがあります。
エゾシカは日本の北海道に生息します。最近は生息数が増えてきたので、食害や車との衝突も増えてきました。
オオワシは冬になると越冬のために北海道の東北部に飛来します。その名の通りワシの仲間では大型の部類に属します。
シレトコスミレは知床半島に分布する固有種であるとされています。6月中旬から7月上旬ごろに花を咲かせる多年草です。花冠の色は白で、中心部は黄色です。
切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。
『第3集 知床切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。