第3回国民体育大会切手
レア度☆☆
買取価格少し高い~高い
額面5円
発行年度1948年

「第3回国民体育大会」は、昭和23年に福岡県で開催されたのを記念して発行されました。連刷田型4枚つづりで、短距離走、走り高跳び、野球、自転車がデザインされています。

この年から、国体に天皇杯と皇后杯が配され、大会旗のリレーも実施されるなど、国体としての形が整ってきました。

図柄は、前かがみの姿勢で両手を思い切り振りながら走る短距離走の選手。体制を整えて、バーの上を越えようとしている走り高跳びの選手。

野球はホームインしようとする選手を、キャッチャーが阻止しようとしています。自転車競技は、2台の自転車が猛スピードでコースを走り抜けています。

この大会では、水泳、漕艇、ヨット、陸上、テニス、バレーボール、自転車、卓球、馬術、野球など26競技が行われました。

水泳は八幡市大谷プール、ヨットは福岡市博多湾、陸上は福岡市平和台球場、テニスは福岡市東公園庭球コートなどとなっています。

野球ファンにとって懐かしい平和台球場は、当時GHQが使用していた場所でしたが、国体準備委員長の岡部平太がPEACE HILL(平和台)にしたいとして認められ、福岡国体で誕生した球場です。

その後は、西鉄ライオンズや福岡ダイエーホークスのホームベースとして親しまれてきましたが、老朽化によって半生記以上の歴史を閉じました。 

切手4枚つづりは秋季大会のもので、夏季大会の水泳の記念切手も発行されています。図柄は、クロールで泳いでいる選手がデザインされています。

冬季大会はスケートが岩手県盛岡市で、スキーは中野県野沢温泉で開催されています。

秋季大会は額面5円、発行枚数は各200万枚。買取価格は田型連刷の美品で2,000円前後になります。

夏季大会は額面5円、発行枚数は240万枚。1枚200円前後になります。

『第3回国民体育大会切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

国民体育大会切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。