第2集 紀伊山地の霊場と参詣道切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2007年

2007年3月に発売された、第2集 紀伊山地の霊場と参詣道は、和歌山県・三重県・奈良県にまたがる紀伊山地のら主要な神社や参詣道がデザインされている切手です。

前回の第1集が、2006年6月の発行でしたので、それから約9ヶ月後の発売となりました。

春に発売された切手らしく、シートの背景には、山一面に咲き誇る美しい桜がデザインされています。

また10枚あるうち、概ね一つの建物に対して2枚ずつのデザインという構成となっているので、様々な角度から風景を楽しめる切手となっています。

和歌山県にある熊野速玉大社は、赤い社殿が非常に美しい神社です。歴史が長いことは間違いないのですが、これほどまでに大きな神社であるにもかかわらず、建てられた年や時期が正確には分かっていません。

神社で祀られている神は2人いるのですが、そのうちの1人熊野速玉神は、日本の古代の書物である「日本書記」にも登場しているため、それらの前後の時期に建てられたのではないかと予想されます。

建てられた年が正確には分からないからこそ、神社から発せられる独特な雰囲気が、とても神秘的で魅力的ですよね。

奈良県に位置する、吉野水分(よしのみくまり)神社は、その名の通り水の神様を祀る神社です。

この神社もまた創建された時期は不明なのですが、日本書記に続く「続日本書記」にこの神社に関するような記述がなされているため、古代に建設されたと見積もられています。

水の神様を祀っている神社ではありますが、子供を授かる子守明神という神様への信仰もとても厚いです。

みくまりがみこもりと文字って読まれるからでしょう。実際に江戸時代に活躍した本居宣長は、この神社への祈願によって生まれてきた子だとされています。子を授かるのみならず、安産祈願で訪れても良い運気が貰えそうですね。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。

『第2集 紀伊山地の霊場と参詣道切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。