第2集 厳島神社切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2001年

このシリーズ切手は第2シリーズまで販売されており、第一次シリーズは1994年からの2年間に全部で8種類発行されています。

姫路城が2種類、法隆寺が2種類と、縄文杉、屋久島のヤクシカ、ブナの原生林、クマゲラがそれぞれ1種類で計8枚になります。

第二次シリーズは2001年からの3年間かけて発行され、全部で第11集まであります。

1集10種で計110枚あり、題材はすべて1994年~2003年に世界遺産登録されたものです。日光の社寺、厳島神社、京都・奈良の文化財、白川郷、琉球、原爆ドームなどが題材となっています。

厳島神社の切手は2001年の3月23日に発行されたので、第二シリーズに含まれます。切手には厳島神社の本社だけでなく、五重の塔や狛犬、能舞台など実に様々な写真がデザインされています。

厳島神社は広島県の広島湾内にある厳島にある神社で、全国に約500ある厳島神社の総本社です。

宮城の松島、京都の天橋立に並ぶ日本三景に一つに数えられるほどで、1996年にはユネスコの世界文遺産にまで登録されました。

地元の有力豪族であった佐伯 鞍職(さえきのくらもと)により建設されましたが、実際には平安時代後期に平清盛によって造営され、同氏とは深い関りがあります。

1146年に29歳で安芸守に就任した平清盛は、瀬戸内海を中心に制海権を握り貿易により莫大な利益を上げます。

また平清盛は厳島神社を自身と平家の繁栄を祈願する神信仰のための場所として崇めていたことは、後の鎌倉時代に書かれた平家物語の中で、清盛が夢枕で厳島に神社を造れば栄えるとのお告げを聞いた逸話が記されていることからうかがえます。

刀剣類や美術工芸品なども清盛により奉納され、その中でも最大の奉納品は、平家納経(へいけのうきょう)と言われる平家一門の繁栄を祈願して清盛がおさめた法華経の経典です。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。

額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『第2集 厳島神社切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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