レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 1/2セント~17セント |
発行年度 | 1960年 |
「第2次動植物シリーズ」は、1960年-1963年に発行された普通切手です。
「ブッソウゲ」1/2¢、「月下美人」1.1/2¢、「ツノダシ」3¢、「タイコガイ」8¢、「コノハチョウ」13¢、「アカクラゲ」17¢の6種。
第2シリーズは、第1次の額面や琉球郵便などの文字の大きさの不統一を改め発行されました。サンゴ礁の海や森、山、亜熱帯海洋性気候に生息している多様な生物が紹介されています。
「ブッソウゲ」は、仏桑華・ハイビスカスのことで沖縄では仏壇や墓前に供えられる花です。
「月下美人」は第2次で初めて登場する図柄で、クジャクサボテンの仲間で、夏の夜に一日だけ咲いて朝にはしぼんでしまう幻想的な植物。
「タイコガイ」は、トウカムリ科の貝で本州中部以南に生息しています。切手には2種描かれていて、大きい貝はモクメダマ、小さい貝はタガヤサンミナシ。
「コノハチョウ」は、タテハチョウ科で台湾から北インドに分布しています。表は黒に黄色のグラデーションの美しい翅ですが、裏側は枯葉に似せた疑似翅。
「アカクラゲ」はオキクラゲ科で、本州から沖縄に分布しています。傘の直径15cm位、触手は赤く優雅に見えますが猛毒を持っています。
第1次の5種類は、1958年の通貨切り替えに合わせて慌てて印刷したもので、文字の不統一や図案の不自然なところがありました。
第2次では、「琉球郵便」の大きさがバラバラだったのものが統一されました。ここが、見分け方のポイントとなります。また、「コノハチョウ」は飛んでいる方向が逆になっています。
第2次動植物シリーズ切手の買取価格は全6種で500円前後になります。
この他の切手にも、サンゴ礁や沖縄固有の動植物などがたくさん発行されています。どれも中古価格は買いやすい値段なので、シリーズで集めると亜熱帯ミニ図鑑ができますね。
『第2次動植物シリーズ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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