レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 少し高い |
額面 | 1.5銭 3銭 6銭 10銭 |
発行年度 | 1934年 |
日本で一番最初に行われた国際会議として、赤十字国際会議が挙げられます。
4年に1回開かれるこの国際会議は、第15回目が日本で行われました。そのことを記念して発行された切手が、第15回赤十字国際会議記念です。
第15回赤十字国際会議記念切手は、1934年10月1日に発行されました。
切手のデザインを見てみると、色がついている切手ではないのですが、中央に赤十字が描かれています。
もちろん赤十字は赤で描かれているので、この切手を元々知らない人でも、パッと見て赤十字社に関係する切手だと分かることが出来ます。
赤十字マークは皆さん誰しも一度は見たことがありますが、このマークには紛争などで傷ついた人々や赤十字の施設を保護する、という意味があります。
赤十字を掲げている人や場所には、いかなる理由があろうとも、絶対に攻撃を加えてはならないという厳格な規定が国際法で定められています。
ここまで見てきても分かるように、第15回赤十字国際会議記念は平和に関係する切手です。それまでの日本では、このような平和や国際関係に関する切手は、あまりありませんでした。
そのような意味を含めても、この第15回赤十字国際会議記念は日本の切手において重要な役割を果たしています。
また、プレミアム切手としても知られています。額面は1.5銭、3銭、6銭そして10銭の4種類があり、いずれも高い価値がつきやすいです。
しかし1.5銭と3銭は100円~300円の間で取り引きされることが多く、プレミアム切手の中では比較的低く見積もられているようです。
6銭と10銭は1,500円~2,000円と、一気に価値が上がります。
もちろん、状態があまり良くなかったりするとこれよりも価値は下がってしまうので、高く売りたい場合には切手の取り扱いに注意が必要です。
『第15回赤十字国際会議記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績の豊富な業者に依頼する
記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。
もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。
記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。
2,査定なら2社以上がおすすめ
買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。
もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。
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