皇太子帰朝記念切手
レア度☆☆☆
買取価格少し高い~高い
額面1.5銭 3銭 4銭 10銭
発行年度1921年

<皇太子帰朝記念切手とは>
皇太子帰朝記念切手とは、平成天皇が昭仁皇太子であったときに、イギリスなどのヨーロッパ訪問からの帰朝を記念して発行されたものです。

発行年月日は1953年10月12日で、5円と10円の2種類のものがあります。

5円切手は凹版印刷の「鳳凰」がデザインされたもので、10円切手は凹版印刷の1種であるグラビア印刷の「タンチョウ」が描かれたものです。

様々な図案が公募され、その中での上位大半は皇太子肖像画でしたが、使用した場合に消印により顔が隠れてしまうのは皇族に対して申し訳ないという国民感情から、採用されませんでした。

<当時まだ20歳に満たない若者だった皇太子が欧州にいった理由>
当時、皇太子はまだ成人していない年齢でしたが、1953年の3月から10月までの半年あまりに欧州を訪問しました。

なぜ天皇ではなく、皇太子が訪問したの、その理由は第二次世界単線にあります。当時の裕仁天皇(昭和天皇)は敗戦後間もないとの理由で代わりに昭仁皇太子が参列することになりました。

その訪問中には、イギリスのエリザベス二世の戴冠式も行われました。この訪問からの帰朝記念として作られた切手なので、皇太子帰朝記念切手と呼ばれるようになりました。

<買い取り価格や相場について>
5円の「鳳凰」の切手は200円で、10円の「タンチョウ」の切手は700円ほどの価値がありますが、実際の市場では5円切手は100円、10円切手は500円ほどの買い取り価格で取引されています。

ですが、他の色々な切手と一緒に売ればさらに高値で売れる可能性もあります。

<市場での買い取り価格の秘密について>
市場では皇太子帰朝記念切手は額面よりも高額で取引されることが多いですが、取引業者によって値段が変わります。

売る際は複数の買い取り業者に査定をしてもらってできるだけ有利な値段で買い取ってもらうのが得策です。

『皇太子帰朝記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績の豊富な業者に依頼する

記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。

もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。

記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。

2,査定なら2社以上がおすすめ

買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。

もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。

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