画室の客切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1995年

「画室の客」切手は、1995年に発行された切手趣味週間の切手です。

切手趣味週間とは、切手の普及を目的として逓信省が「切手趣味の週間」を制定し、その期間に切手シリーズを発行しました。

第一回は1947年に発行された葛飾北斎「山下白雨」切手になります。以降は毎年発行され、中でも菱川師宣の『見返り美人』は有名です。

「画室の客」切手は金島桂華による作品です。写実に基づきながらも色鮮やかな描き方が特徴です。この絵は画室に入ってきた二匹のかわいらしい犬が印象的です。

金島桂華は広島県出身の日本画家で、1911年(明治44)に京都の竹内栖鳳のもとで勉強します。1918年の文展に入選、1953年には第8回日展で「鯉」が芸術院賞を受賞します。

自身の制作だけでなく、若手の育成として画塾衣笠会を開催し、指導に当たっています。

「画室の客」以外には「牡丹」「野牛」などの代表作があります。

画室の客の切手は、1995年に発行されたという事もあり、阪神大震災の際の寄付金として売上金が使われました。

買取価格は80円、シートは800円程度となります。

額面程度の評価になりますが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『画室の客切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

切手趣味週間は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。