琵琶湖切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1961年

国定公園切手は国定公園がシリーズ化されているもので、特殊切手に含まれます。

通常は平均4~5年ほどでシリーズは終了しますが、国定公園シリーズは1951年~1973年まで22年もの長期間にわたって発行された非常に珍しいケースと言えます。

特殊切手の中では41回と最多の発行回数を誇り、全部で25種類以上あります。切手の題材としては、秋吉台国定公園切手、飛騨木曽川国定公園切手、天竜奥三河国定公園切手などがあります。

また、このシリーズは美しい公園や自然の風景が写真のようにデザインされていることから、コレクターの間で大変人気が高いです。種類が豊富なため値段にばらつきはありますが、比較的高額で買い取ってもらえるでしょう。

もちろん高値で売れるといっても切手の保存状態にもよりますし、バラよりもシートの方が買い取り業者からも高く評価してもらえるそうです。

ちなみに国定公園とはあまり聞き慣れない言葉ですが、馴染みのある国立公園との違いは国立公園は国が管理しているのに対して、国定公園の管理運営は都道府県の管轄となっています。

より具体的な定義としては、国立公園に準ずる美しい自然の風景を有する公園となっていて、都道府県知事が申請をした後に環境大臣が中央環境審議会の意見を聞き、区域を定めて指定する、とされています。

国定公園シリーズの中で、琵琶湖国定公園の切手は1961年に発行され、琵琶湖とその周辺の山々がデザインとして描かれています。

より厳密にいうと石山寺観月亭からの琵琶湖と比叡山の風景を描いたものだそうです。

琵琶湖国定公園自体は1950年に指定されたもので、滋賀県と京都府にまたがっていて面積も976.01平方キロメートルもある広大な自然公園です。

巨大な琵琶湖を中心に伊吹山、霊仙山、賊ヶ岳、三国山などに囲まれていて、その他にも比良連山から比叡山へと続く山々や宇治川一帯も含まれています。

日本で初めて国定公園に指定された公園で、湖と自然の景色はまさに神秘性と荘厳さに満ちているそうです。

切手の買取価格は10円前後になります。

『琵琶湖切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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