レア度 | ☆☆☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
額面 | – |
発行年度 | 1984年 |
牡丹亭は、1984年に中国で発行された、小型シート型の切手です。名前になっている「牡丹亭」は、中国の明朝時代に活躍していた劇作家、湯顕祖によって書かれた物語です。買取価格は1,500円前後になります。
湯顕祖(とうけんそ)は、中国のシェイクスピアとも呼ばれるほど、文学の才能が秀でていました。やはり、文才のある人物であったからでしょうか。21歳という若さで、科挙の試験に合格しています。
余談ではありますが、科挙(かきょ)とは、官僚になるための試験です。科挙は非常に難しいことでも有名で、合格する平均年齢は36歳前後。
5歳頃から、勉強を始めるのが一般的なので、いかに簡単に合格出来る試験でないのか分かります。試験自体も3年に一度しかないので、チャンスを掴める人は、何千人に一人という割合でした。
話を戻して、ここで牡丹亭のあらすじについて、簡単ではありますがご紹介していきます。
その昔、一人の青年が夢を見ました。夢の中では、美しい女性が梅の木の下に立っており、その青年に向かって「私達は深い縁で結ばれています」と言いました。
一方別の場所では、一人の美しい女性がこれまた夢で青年と出会い、契りを交わします。
女性は青年に恋い焦がれてしまって、次第に衰弱していき、ある日、自分の肖像画を残して旅立ってしまいます。その遺体はなんと、梅の木の下に埋められたのでした。
そんなことはつゆ知らず、青年は科挙を受けるため、都に向かっていました。しかしその旅路の途中で、病に倒れてしまいます。偶然通りかかった人に助けてもらい、その人の自宅で休んでいた所、なんとあの女性の肖像画を見つけたのです。
これを見た青年は、彼女に恋をしてしまいました。すると彼女も、毎晩青年の元に現れるようになり、二人は恋仲になります。しかし、彼女はこの世には生きていません。
その事実を打ち明けると、青年は真っ先にあの梅の木の下に向かい、墓を掘り起こします。すると、彼女は生き返ったのです。そうして二人は結婚し、幸せに暮らしました。
『牡丹亭切手 小型シート』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手鑑定士が在籍する業者に売る
中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。
金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。
2,高く売るポイントは2社以上の査定
切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。
査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。
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