熊野古道切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1998年

この切手は熊野詣の道である熊野古道を題材にふるさと切手として1998年11月9日に発行されたものです。この切手には旅装束を着た3人がうっそうとした山道を歩いていく姿が描かれています。

料額は80円です。シート構成は縦5枚と横4枚の計20枚です。

この切手の原画を描いたのは元高等学校教諭で画家の新谷武文(しんたにたけふみ)氏です。

同氏は大阪芸術大学を出て高校の美術教諭になりました。2016年に定年退職した後には行動美術協会会友として創作活動に励んでいます。

この切手が発行される以前にも同じデザインで62円の料額の切手が1990年9月25日に発行されました。

この切手は料額62円の切手が好評を博したために料額を変えて発行されたものです。

また新谷氏が熊野古道をテーマに原画を描いた切手が1999年4月16日にも発行されました。この切手は意匠の異なる4種類の切手が一組になっているという特徴があります。

熊野古道とは熊野三山である熊野本宮大社、熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)、熊野那智大社に参詣する時に通る道です。これらの神社と参詣道は2004年に世界文化遺産に登録されました。

熊野一帯は古くから自然崇拝の地になっており、720年に完成した日本書紀にも記録が残っています。

平安時代後期にはかなり熊野三山への参詣が盛んになりました。室町時代には武士だけではなく一般庶民も熊野三山を訪れるようになり、熊野古道は参詣客で非常に賑わいました。

さらに江戸時代には熊野三山への参詣は伊勢詣などと同様に広く一般庶民の間にも広がるようになりました。

現在では比較的歩きやすいハイキングコースということでも多くの人が訪れています。

切手の査定額の相場は20枚シートで1600円前後になっています。ただ買取店によって多少の金額差はあるようです。

『熊野古道切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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