満州国成立10年記念切手
レア度☆☆
買取価格額面通り~高い
額面2銭 5銭 10銭 20銭
発行年度1942年

この切手は満州国成立10年記念として発行されました。満州国は日本が中国大陸に足場を作るのに重要視した国になります。

この切手には一次切手と二次切手があります。一次と二次は共に1942年(昭和17年)に発行されました。

先ず一次として2銭、10銭が発行され、その後で二次として5銭、20銭が発行されました。

切手の図柄には満州国の建国神廟が2種と日本と満州の子供が描かれたものと満州国の国章が描かれている3種類の図柄、計4種類になります。

この満州国設立記念切手は日本と満州国で発行されました。現在の買取価値は、一次切手は50円~500円程度となり、二次切手は100円~500円程度になります。

一次切手は3月1日に発行され、この日は満州国の建国記念日です。二次切手は9月15日に発行され、この日は満州国承認記念日です。

満州国は3月1日に建国されたのですが、正式に書類にて承認されたのが9月15日なのです。

満州国は清のいわゆるラストエンペラー愛新覚羅溥儀を皇帝とした、日本の傀儡国家として誕生しました。1932年に建国し1945年に滅亡した国になります。

日本の影響を強く受けながらも、当時の世界の独立国1/3には承認され、独立国として認めなかったアメリカ等の大国も国営企業を設立し大いに繁栄しておりました。

滅亡の直接の原因として大きなものは、やはり日本の太平洋戦争の敗因にあります。その後ソ連の支配下となり、中国国民党と中国共産党の激しい戦いが行われる地となってしまいました。

日本の傀儡国家と上記に記述しましたが、そうではなく五属協和の(日本人、朝鮮人、漢人、満州人、蒙古人)多民族を受け入れる王道楽土を目指した国とも言われています。

王道楽土とは満州国の建国理念であり、西欧の武力を背景とした国ではなく、徳を持って治める国を作ると言う事です。

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