海外の世界遺産シリーズ 第5集切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2015年

海外の世界遺産シリーズの切手は比較的新しくできたもので、2013年の第一集から始まり、2015年の第五集と五回に分けて発行されました。

日本の世界遺産シリーズの方が先に発行され、第一次シリーズは1994年~1995年、第二シリーズは2001年から~2003年に発行されました。

日本の世界遺産の切手も法隆寺、姫路城、厳島神社、原爆ドームなど有名なものが多いですが、海外の世界遺産シリーズもグランドキャニオンやモンサンミッシェル、タージマハル、ベルサイユ宮殿など世界的に有名で誰もが聞いたことのあるものばかりが取り上げられています。

日本郵船のホームページによれば、このシリーズは海外の世界遺産についての理解を国民の皆様により深めてもらうために発行したとのことです。

その中でも、第五集ではヨセミテ国立公園、アテネのアクロポリス、古代都市チチェンイッツァ、サンクト・ペテルブルグ歴史地区、ボロブドゥル寺院遺跡群などが同じく採用されています。

消費税増税後の2015年7月10日に発行されたため額面は82円です。シート構成は縦2枚、横5枚の計10枚になっております。発行数は70万シートで計700万枚になります。

ヨセミテ国立公園はアメリカサンフランシスコあたりの西海岸にあり、1984年に世界自然遺産に登録されました。

氷河活動により氷河湖やヨセミテ渓谷などができた公園で美しい自然の景色が観られます。

ヨセミテ公園には見どころがたくさんあり、グレイシャーポイントと呼ばれる展望地から渓谷が見渡せたり、トレイルで自然や花々を観賞したりできます。

アテネの遺跡はギリシャにあり、1987年に登録された世界遺産で、宮殿の中にはアテネの守護神である女神アテナが祀られています。パルテノン宮殿が切手の図柄のデザインに採用されました。

古代都市チチェンイッツァは1988年に登録されたメキシコの世界文化遺産で、マヤ文明最大の古典遺跡です。

天文台などもありマヤ文明の科学が進んでいたことが分かります。中央にあるカスティージョは、高さ24mで階段の総数は365あり全体でマヤ歴の一年を表します。

太陽が西に傾くと階段の側壁に蛇の影が現れたり、夏至や冬至になると太陽の光と影の部分によりピラミッドが現れる現象も起き、世界標準の太陽暦とほとんど誤差がない驚異的な天文学的知識があったと考えられ世界の七不思議に数えられています。

サンクト・ペテルブルグはロシア帝政のピョートル1世が完成させた街で1990年に世界遺産に登録されました。西洋の技術を多く取り入れて、ロシアを代表する近代的な建造物などがあります。

ボロブドゥル寺院遺跡群はインドネシアのジャワ島にある世界最大級の仏教寺院であり、1991年に世界遺産に登録されました。

様々な寺院や遺跡群があり、その中でもこの寺院は9層からなるピラミッド状の仏教寺院で、様々な仏教のレリーフや仏像を見ることができます。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。

『海外の世界遺産シリーズ 第5集切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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