流氷とガリンコ号切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2004年

この切手は冬のオホーツク海の風景を題材に2004年5月28日に発行されたものです。

料額は80円で、シート構成は縦5枚と横4枚の計20枚です。この切手には流氷と流氷砕氷観光船のガリンコ号2(二代目)とオオワシが描かれています。

原画を描いたのは洋画家の碓井正人(うすいまさと)氏です。

碓井正人氏は1935年サハリンに生まれ、1959年に北海道大学文学部を卒業しました。また同氏は漫画中国四大奇書シリーズの一つである水滸伝の翻訳を手掛けました。現在は札幌市に在住しています。

北海道東北部に面するオホーツク海は冬の間流氷に覆われます。オホーツク海は太平洋の縁海です。このあたりは北半球の毎年冬に流氷で覆われる海域としては最も南になります。

初代ガリンコ号は世界初の流氷砕氷観光船で、1996年に引退しました。現在のガリンコ号は1997年に就航した二代目のガリンコ号2です。

ガリンコ号2は流氷で覆われた海を流氷を砕きながら進み、その姿は多くの観光客を魅了します。

意外に思うかもしれませんが、ガリンコ号2は夏にも乗船することができます。夏場は甲板でカレイ釣りを楽しむこともできます。

この海域では冬季にこの切手にも描かれているオオワシを始め、いろいろな生物を見ることができます。オオワシはワシの一種で切手に描かれているように非常に体が大きく、北海道のオホーツク海沿岸はその越冬地になっています。

ただ最近は生息数が大きく減り、環境省が作成したレッドデータブックによれば絶滅の危機にさらされているとされています。

この切手の現在の取引価格ですが、楽天市場では未使用の1シートが2,400円(税込)で販売されています。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は20枚シートで1600円前後になります。

『流氷とガリンコ号切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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