洞窟の頼朝切手
レア度
買取価格額面通り
額面60円
発行年度1982年

「洞窟の頼朝」は、昭和57年近代美術シリーズ第12集で発行されました。

日本画家・前田青邨の屏風絵です。石橋山の戦いに敗れて、洞窟に身を潜める源頼朝をはじめ主従7人が画かれています。

緊張した面持で鎧姿に身を固め、頼朝を囲む侍たちの眼差しに、緊迫した心の動きが伝わってきます。

鎧の模様も一人ひとり違っていて、頼朝の赤糸縅はひときわ艶やかに描き込んでいるのが印象的です。昭和4年、院展に出品したもの。

前田青邨は、明治18年岐阜県中津川市生まれ。16歳で上京し、大和絵の梶田半古に師事して歴史画の基礎や模写を繰り返し学びます。

その後、岡倉天心が創設した日本美術院で「竹取物語」「湯治場」などの作品が認められ、以降、院展を中心に活動を続けます。

当時は、明治維新まもなく、浮世絵から日本画へ、また西洋画も台頭してくるなど画壇も混乱期の時代でした。青邨も、日本画を捨て油絵へと考えた時期もあったそうです。

ところが、37歳になって1年間のヨーロッパ留学期間中、イタリアの教会で700年前に描かれたジョットの壁画と出会い、宗教画にも人間らしい表現がなされていることに衝撃を受けます。自分の目指す道は、歴史画の中に生かせるという確信を得て帰国します。

その後、日本中の鎧をスケッチして、6年後に完成したのが、「洞窟の頼朝」です。そうした深い想いにふれて、作品を眺めると、また違った鑑賞ができます。明治~昭和にかけて活躍した歴史画・武者絵の第一人者。昭和52年没。

代表作品は、「西遊記」「阿修羅」「お水取り」「異装行列の信長」など多数。

額面60円、2700万枚発行。買取価格は1枚数十円、20面シートは1,000円程度になります。

額面程度の価値となっているので、なるべく多くの切手と一緒に査定に出すことをおすすめします。

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