法隆寺金堂切手
レア度
買取価格額面通り
額面110円
発行年度1995年

「法隆寺金堂」は、第1次世界遺産シリーズ第2集で発行されました。

607年に聖徳太子(厩戸皇子うまやどのみこ)が創建した寺院です。五重塔・金堂ともに、我が国で最も古い木造建築として知られています。

670年に一度焼失しますが、7世紀末の持統天皇の時代に再建されました。いずれにせよ、飛鳥時代の姿をそのまま残していて、平成5年に世界遺産に登録されました。

西院伽藍にある金堂は入り母屋造り、外観は2層のひさし部分がゆったりと広がり、重厚さを感じさせます。

本瓦葺の屋根もどっしりとして、連子窓やたるき、高欄、蟇股などの組み木が整然と並び美しい模様を造り出しています。

金堂を見上げながらぐるり回ると、1400年前の緻密な職人の技に改めて驚かされるばかりです。

金堂の内部は1階構造になっていて、中の間、東の間、西の間に分かれています。それぞれ本尊の釈迦三尊像、薬師如来、阿弥陀三尊像、四天王などが祀られています。

金堂の本尊である釈迦三尊像は、面長で目尻が長く、小鼻が張っているのが特徴的で、かすかに微笑んでいるようです。

薬師如来像には、法隆寺創建の由来が記されていて、聖徳太子の父である用明天皇が病に倒れ、平癒を願って寺の造営にかかりますが果たせず、聖徳太子と推古天皇によって完成されたとなっています。

法隆寺金堂・五重塔ともに昭和26 年に国宝に指定されています。

内部は、昭和24年火災で壁画部分が消失しましたが、修復された絵が元の場所に収められています。

金堂の壁画は、10円切手に長いあいだ採用されていて、昭和世代の人には馴染み深いと思います。

金堂切手は額面110円、発行枚数1200万枚。中古市場で、1枚160円~で取引されています。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は20枚シートで1,600円前後になります。

『法隆寺金堂切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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