水郷切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1962年

1959年に国定公園として指定された水郷(すいごう)をデザインした切手が、1962年に発行されました。

水郷は千葉と茨城の2県にまたがり、山・海岸線そして神社が多数広がっています。中でも神社は、全国的に見ても有名なものが多いため、国定公園の中でも特に文化的要素が強いと言えます。

茨城県にある鹿島(かしま)神宮は、古代より強い存在感を放ってきた神社です。

日本で一番初めに天皇になったとされる神武天皇が、天皇の地位についた年に建てられたとされているので、日本国の始まりとも言える時期に創建されたと言っても良いでしょうか。

鹿島神宮は、日本神話に出てくる雷の神様を祀っています。この神様は、さらに剣や刀、弓などの武器の神様としても知られ、いわば男の中の男とでも言えるとても強い神様です。

水郷には他にも、香取神宮と呼ばれる神社があり、こちらは千葉県に位置しています。神武天皇が即位してから18年後に建てられたとされているので、鹿島神宮より少し遅めの創建となります。

祀られているのは、経津主神(ふつぬしのかみ)。日本書記には出てくる神様なのですが、古事記には登場しないというなんとも不思議な立ち位置をしています。

しかし重要な神様であることに変わりはなく、国を安定させる重要な役割を果たしました。

昔は強い武力=平和をもたらすという考え方もあったので、経津主神は軍の神様としても知られています。

皆さんお気づきでしょうか。鹿島神宮と香取神宮、どちらも「武力」の神様をお祀りしていますよね。

そのためか、強大な力を放った藤原氏から朝廷に至るまで、権力者とも言える人々から絶大な信仰を集めていました。

両神宮にお参りに行くと、どんな困難が立ちはだかっても前に突き進めるような、そんな強い信念や力を与えてもらえそうです。

切手の買取価格は10円前後になります。

『水郷切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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