民族舞踊(米ドル)切手
レア度
買取価格額面通り
額面1セント~10セント
発行年度1960年

「民族舞踊(米ドル)」は、1960年に発行されました。図柄と額面は、「むんじゅる」1¢、「伊野波節」2.1/2¢、「鳩間節」5¢、「花風」10¢の4種で、多色刷り。

民族舞踊B円で発行されたものもあり、沖縄の各地に伝わる民族舞踊が題材となっています。

「むんじゅる」は、麦わらの意味で沖縄本島から約60キロにある粟国島の民謡。村の娘が芭蕉布をつけてむんじゅる笠を手にテンポよく踊り、乙女の恋心を表しています。

「伊野波節」は、ぬふわ節と読み18世紀の宮廷舞踊の伝統を受け継ぐ舞。女笠踊りともいわれ、琉球王朝時代の女性の秘めた心をゆるやかに優雅に表わします。

「鳩間節」は、八重山地区の鳩間島の豊年満作を祝う踊りです。沖縄舞踊の中でも最もよく知られていて、太鼓と三線、唄に合わせてテンポのいい踊り。

「花風」は、はなふうと読み沖縄港の突端にある三重城という丘から、旅立つ人を見送る別れの悲しい踊りです。

買取価格は1枚100円程度になります。販売価格は数百円になります。民族舞踊は他の図柄もありますので、シリーズで収集するといいですね。

こちらは、翌年1961年に切手に英字で「RYUKUS」と国名表示することが決まり、僅かな期間だけの使用となりました。英字「民族舞踊シリーズ」は、前者も含めて9種発行されます。英字入り切手は、普通料金用として、1971年の本土復帰まで使用されました。

ちなみに、沖縄には約160もの美しい島々が点在しています。そのうち49の島に人が住んでいます。

切手に出てきた、粟国島や鳩間島をはじめ、シーサーの竹生島、マングローブの西表島、日本最西端の与那国島、海が透明な石垣島、夏川りみさんの宮古島など、どの島も魅力いっぱいの海の楽園です。

『民族舞踊(米ドル)切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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