民営会社発足記念切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2007年

民営会社発足記念切手は2007年10月1日に発行された特殊切手です。平成19年10月1日に日本郵政公社が民営化されたことを受けて発行されました。

発行されたシートには2種類あり、琳派のものと、郵政の歴史に関するものの2種類があります。いずれも80円の額面で、シートだけでなく1枚からも販売が行われました。

琳派は私たちにあまり馴染みのない言葉ですが、桃山時代の終わりごろから明治時代の初期までに日本の絵画を牽引した流派です。

有名なものには俵屋宗達の風神雷神図屏風があり、中学校の教科書にも必ず記載があります。

特徴としてはその受け継がれ方が挙げられます。当時の継承の仕方は師が弟子に対して技術を教える、というものでしたが琳派においてはそれが一切ありません。

自分の作風に取り入れたいと思った絵の作者を「心の師」として位置づけ、自らそれを自分の絵画にも取り入れていくという形式をとりました。

したがって、他の流派が特定の地域でしか発展しなかったことに比べて琳派は長い時間をかけて全国各地で広がりを見せます。それは直接教えを乞う必要がなかったからです。

郵便局は、もともと日本郵政公社として様々な業務を行ってきました。しかし2007年から当時の首相小泉純一郎の主導で5つの会社に民営化されることになりました。

この出来事は「郵政民営化」として連日ニュースを賑わせることになります。民営会社発足記念切手はこの郵政民営化を記念して発行された切手になります。

民営会社発足記念切手の相場は10枚セットの1シートで800円前後の買取価格になっています。

買取相場は額面程度となっていて、汚れたりしていなければ大きく査定額が下がることはなさそうです。

『民営会社発足記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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