毛主席詩詞切手
レア度☆☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
額面10分
発行年度1968年

文化大革命時代の1967年に発行された、別名「文革切手」とも呼ばれている希少価値の高い中国切手です。

全14種類存在している中で、図案において毛沢東が詩詞を書く姿が掲載されている切手が1種類と、残りの2~14種類すべてには毛沢東直筆の詩詞が採用されています。

そもそも毛沢東は政治家の印象が強いものの、書道家としても活躍していた事実があります。

実際に、2009年の6月に「毛沢書法」を設立しました。切手に記された詩詞の筆跡は力強く、まさに革命家であることを示しています。

また、毛沢東は詩人としても有名です。この切手の詩詞の内容も政治的スローガンの要素を含んでおり、当時に文化大革命を発動した毛沢東の思想や状況や本音などを感じ取ることができるでしょう。

また、この「毛主席詩詞」は第一セット、第二セット、第三セットというように、シリーズで発行されました。

それぞれの発行部数は、3種完の第一セットでは、「李進同志に」、「采桑子・重陽」、「書斎での毛主席」がそれぞれ1,000万枚となっております。

そして同じく3種完の第二セットでは、「清平楽・会昌」、「人民解放軍」が1,000万枚ずつ、最後の「沁園春・長沙」は少し少ない700万枚です。

最後の8種完の第三セットでは、以下の7種が各1,000万枚ずつ「清平楽・六盤山」、「七律・長征」、「憶秦娥・婁山関」、「沁園春・雪」、「水調歌頭・遊泳」、「浪淘沙・北戴河」、「菩薩蛮・黄鶴楼」、最後の1種である「郭沫若に和す」が700万枚発行されました。

さて、買取価格はこれら第一、第二、第三セットの全14種で未使用なら10万円前後になります。消印有りのバラ1枚は1,000円程度になります。

また、もしすべてそろっていなくとも、価値は少し下がってしまいますが、それなりの価格はつきます。

『毛主席詩詞切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。