東海道五十三次 藤澤切手(3種)2009年
レア度
買取価格額面通り
額面90円 110円 130円
発行年度2009年

2009年、国際文通週間切手の「東海道五十三次 藤澤切手(3種)2009年」が発行されました。

券面には、江戸末期の浮世絵版画師である歌川広重の東海道五十三次が採用されています。過去の記念切手で使用されていない宿場から3カ所がセレクトされました。

90円切手:藤澤
時宗の総本山・清浄光寺(通称・遊行寺(ゆぎょうじ))の参拝者が多かった藤澤は、江の島への分岐点として賑わいました。その様子が描かれています。

江ノ島弁天の鳥居をくぐり、橋を渡り、宿場の街並みを抜け、右奥に見える遊行寺へ向かう人々と、逆に遊行寺からの帰り道をゆく人々が交差しています。

110円切手:奥津(おきつ)
奥津川をゆく人夫と、二人の力士が描かれています。一人は馬に乗り、もう一人は人夫が担ぐかごに乗っています。どういう力関係なのかを想像してみるのも楽しい1枚です。

ちなみに、遠くに見えている松林は、三保の松原で、さらにその奥で帆掛け船が浮かんでいるのは駿河湾です。

130円切手:池鯉鮒(ちりゅう)
草原にたくさんの馬がいます。その様子を見ている旅人たちの姿が奥の方にいます。実は毎年4月終わりの頃から5月初旬まで「馬市」が行われていたそうで、この絵にはその様子が描かれています。

ちなみに、池鯉鮒という地名は、このあたりにコイやフナがたくさん住んでいた池があったことから名付けられた説が有力です。

各切手とも、縦2枚横5枚・計10枚で1シートとなっていて、それぞれ額面ベースでの買取価格となるようです。

近年の切手であることから、希少価値は期待できませんが、コレクション品として評価されるのであれば高値になることを期待し丁寧な保存を心がけるといいでしょう。

『東海道五十三次 藤澤切手(3種)2009年』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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