東海道五十三次 由井切手(3種)
レア度
買取価格額面通り
額面90円 110円 130円
発行年度2002年

「東海道五十三次 由井切手(3種)2002年」は、平成14年の国際文通週間に発行されました。歌川広重の東海道五十三次から「由井」「庄野」「戸塚」の3点が採用されています。

「由井 薩埵嶺」は16番目の宿場で、現在の静岡市清水区にあります。見るからに難所というところですが、構図の3分の2は青々とした海に白い帆掛け舟が浮かび、その向こうに富士山が見えています。

画面の3分の1のところ、左側の絶壁の上で2人の旅人が海を眺め、薪を担いだ村人は坂道を登っています。旅の疲れも忘れてしまうほどの、眼下に広がる美しい海を強調しています。

「庄野 白雨」は45番目の宿場で、三重県鈴鹿市にあります。どしゃぶりの雨の中を籠を担いで先を急いでいる人、反対方向へ走る旅人は傘をすぼめて濡れないようにしています。

容赦なく雨は振り続け、竹やぶも雨にあおられるように傾いています。急なにわか雨に、諦めるしかない気持ちまで伝わってきそうな場面です。

「戸塚 元町別道」は5番目の相模国にあった宿場で、現在の横浜市戸塚区にあたります。日本橋から42キロ、五十三次のうち一泊目の宿場町です。

最初の難所という場所ですが、江戸に近いので、宿場も賑やかな雰囲気がします。宿の前で馬から降りる一行、それを迎える女将、一人旅の男もこちらに入ろうとしています。

宿の軒先には講札が掛かっていて、どの宿に泊まればいいかを示す札です。

五十三次は、広重が幕府の行列に同行した時のもので、53の宿場と起点の日本橋と終点の京師を合わせて55枚を、2年足らずの間に精力的に制作しています。

どの宿場もそれぞれの場面、季節、時間などが特徴的に捉えられています。

切手は額面90円が700万枚発行。110円が600万枚。130円が600万枚。買取価格は額面程度となります。

『東海道五十三次 由井切手(3種)2002年』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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