東海道五十三次 四日市切手(3種)2004年
レア度
買取価格額面通り
額面90円 110円 130円
発行年度2004年

「東海道五十三次 四日市切手(3種)2004年」は、平成16年の国際文通週間に発行されました。東海道五十三次から「平塚」「四日市」「土山」の 3点が採用されています。

「平塚 縄手道」は五十三次7番目の宿場で、現在の神奈川県平塚市にあたります。縄手道とはあぜ道のことで、海のそばを曲がりくねったあぜ道が伸びています。

そこを飛脚が荷物を担いで走り、反対方向へ歩く旅人もいて、すれ違うのがやっとです。画面に大きく描かれた丸い山と岩山、並んでそびえる山でも形が違っていて不思議ですが、その間から白い富士が見えています。

「四日市 三重川」は43番目の宿場で、現在の三重県四日市市にあたります。

葦が一面に広がる三重川の風景で、あぜ道では荷物を背負った男が風に飛ばされて地面を転がる菅笠を取ろうと必死で追いかけ、小さな橋の上では合羽を押さえながら歩く旅人がいます。

画面の中央では、柳の木が風に大きく揺れています。何だか、強風の日には今でも見かける光景ですね。

「土山 春之雨」は、近江国甲賀郡の49番目の宿場で、現在の滋賀県甲賀市にあたります。

山奥の川も急流で、わずかな幅の橋の上を大名行列が通っています。しかも、大降りの雨の中、木立も黒く霞んでいます。

この辺りは西の難所と言われた山で、こんな日に道中とは気の毒ですが、ただ無事を祈るばかりです。

広重の浮世絵は、単純な色彩とわずかな線だけで、雨や風の自然現象や、人々の動作の瞬間を捉えて表現しています。

そのシンプルさが、かえって人々に強い印象を与えていて、今にも通じるユーモアのセンスにも脱帽です。

切手は平塚が額面90円、700万枚発行。四日市が110円、600万枚発行。土山が130円、600万枚発行。買取価格は額面程度となります。

『東海道五十三次 四日市切手(3種)2004年』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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